将棋 記録係 かわいい 10

この記録係、一局の将棋の始まりから終わりまでを観ることのできる、我々にとっては羨やましい仕事に思えるのだけど……。記録係というのは実際にはどのような仕事をするのだろうか。, 対局というのは将棋連盟の手合課というところでつけられる。組合せの抽選や、対局の日程などの調整はすべてここで行なわれる。, 決められた対局日程(半月分)が滝、松浦の両幹事へ。奨励会例会日の朝、対局前に記録の募集が行なわれる。「○月○日に×局あります」と幹事から対局日程の発表があるとその日を希望する奨励会員が手を上げる。順番に指定されていくのでどの対局の記録を執りたいという希望までは叶えられない。中原-米長、名将戦(好カードで時間が短い)ばっかりを執るわけにはいかない。, 今期、42期の棋聖戦第1局の記録係を務めたのは北島二段。彼にそのときの模様を語ってもらった。, 将棋連盟に2時半集合といわれている。暇だったのでお昼頃連盟へ。持って行く物を用意する。, 「記録用紙とストップウォッチ2ケ、ペンも持った。盤、駒は向こうにあるからいいと。これで全部かな?あっ、そうだ。第1局だから振り駒用の絹布を持っていかなきゃ。パンツも持ったしこれで大丈夫だ」, 東京駅では中原棋聖をはじめ立合いの山本八段、報道関係者が揃い、特急で一路木更津へ1時間半の旅。もちろんグリーン車だ。, さっそくフロへ、さっぱりしたところで食事となる。普段の爪に火をともすような生活に比べると極楽に来たようだ(のではないかと想像したりして。ゴメン), 中原、森安両対局者は早目に引き上げる。北島君も適当なところで引き上げ割り当てられた部屋でアガサクリスティーの「そして誰もいなくなった」を読んで寝たそうだ。, いよいよ記録の当日だ。いつもは目覚まし時計に起こされるのだが今日はモーニングコールと洒落ている。7時半に起きる。, タイトル戦は9時開始だ。15分前に対局室に入る。設営はすでにできている。時刻を合わせ、ストップウォッチ、盤の位置などを点検する。, 普段、連盟での対局は10時開始だが、座布団、灰皿、ゴミ箱などの設営は記録係の仕事である。30分前には連盟に着いていなければならない計算である。, 立合の山本、長谷部両八段、そして報道関係者が対局室へ入ってくる。対局者は森安八段、中原棋聖の順で入室してきた。, 立合の山本八段の合図で絹布を敷き、「失礼します」と言って床の間を背にした中原棋聖の歩を5枚取る。, 「タイトル戦の記録は初めてだったので緊張しましたね。中原先生の振り歩先でお願いします、という声がよく出なかったです」, 歩を五枚、絹布へ。カメラのフラッシュが焚かれ、カシャカシャというシャッターをきる音。この瞬間は北島君が主役だ。, 「それでは時間になりましたので森安先生の先手でお願いします」と北島君の声で対局が始まった。(ここまで主役が続く), 森安八段が▲7六歩と指す。ここで撮影の為に時間を止める。森安八段が7六歩と指すポーズを何回か繰り返す。, 撮影が終ると報道陣が引き上げる。しばらくして立合の山本、長谷部両八段も退室し、両対局者と北島君の三人になった。, 将棋会館での対局では局数やメンバーによっては序盤のうちはにぎやかになることがある。今日は森安八段が時折、煙草を吸うくらいで静かだ。まだ緊迫したムードではない。, 昼食は天ぷらにザルソバ。連盟での記録のときは昼食代は自前だが、ここではもちろんタダである。, 13時に再開。再開後森安八段は10分考えて▲4四銀と出る。昼休前の34分と合わせ44分の消費時間と指し手を記録用紙に書き込む。, 「昼休の後1時半から2時半、このあたりが一番つらいんですよ。お腹は一杯だし局面は進まないのですごくいい気持ちになって眠くなるんですよね」(某奨励会員談)という魔の時間帯だ。, 勿論、北島君はそんなたるんだ奨励会員ではない。ちゃんと、中原棋聖がミネラルウォターを、それに対抗してか?森安八段が冷たい水とタバコをホテルの仲居さんに注文したのを覚えている。, △8四飛から▲5六飛△7三桂と進む。この△7三桂は14時6分。指した時刻もときどき記録用紙に記入する。, 「ここではどちらがいいのかわかりませんでした。ただ△7三桂はなるほどと思いました」という北島君の感想だ。, 両対局者のお茶がかえられチーズケーキが出された。北島君にもお茶が出された。しかしいつまで待ってもチーズケーキは出てこなかったそうだ。, 「別にそんなに食べたいとは思いませんでしたけどね」とスネたように北島君。「しかし第3局目の塚田君の記録のときは出たそうですよ!」何故私がおこられるのだろう?, 「それにお茶もトイレが近くなるからあまり飲めないんです」絶対にトイレに行ってはいけないということはないが、記録はそう頻繁に席をはずすわけにはいかない。結構神経を使うつらいところだ。, おやつを過ぎると局面はそろそろ中盤の大事なところへさしかかってくる。だんだんと室内に緊迫感がただよってくる頃だ。北島君も自分が対局しているつもりで手を読む。終ってから感想を聞き、自分との違いを見つける。このあたりが勉強になるところだ。, 4時頃に福本さんが夕食の注文を聞きにくる。両対局者の注文を聞いたあと「君はカレーでいいね」。”カレーは昨日の昼に食べたから他の物がいいな、と思った”けど、そこは長年鍛えたポーカーフェイスで即座に「はい」と答える。, 「このホテルはいいホテルだと思いました」と北島君。カレーがメニューになく、ハンバーグステーキになったのである。, 夕休は18時~19時となっている。今度も中原棋聖の△8八竜に森安八段の手番で指し掛けとなった。, 夕休後10分で森安八段は▲7二馬。森安八段の消費時間は通計で267分となった。残り33分である。対して中原棋聖は191分、残り1時間49分だ。局面は中盤の難かしいところ、ピーンと張り詰めた空気が漂う。, 棋譜に間違いがないか、消費時間の計算に誤りはないかを確かめる。また対局者に残り時間を聞かれたときにもすぐに答えられるようにしておかなければならない。そして手も読みたいとも思う。消費時間の関係から指し手も速くなってくるのでかなり忙しい。, ▲7二馬から△5七歩成▲同歩△5四歩と進む。ここで森安八段の残り時間が30分となる。「森安先生、残り30分になりました」と告げる。中原棋聖は少考を繰り返す。△4三銀と馬取りに当てた手が9分。どちらも持時間は1時間を割った。, 森安八段が次の手に1分使ったところで残り10分となった。残りが10分になったときは「森安先生、残り10分になりました。何分から秒を読みましょうか?」と尋ねることになっている。対局者によってまちまちだが、だいたい「5分から」と答える人が多いようだ。, 森安八段も5分からという。丁度残り5分になったとき「残り5分になりました。秒を読みます」といって「30秒…40秒…50秒…55秒…」」で▲1三歩。しかしここが敗着となった。, 次の一手には残り1分まで使う。「30秒…40秒…50秒、1、2、3、4、5………」と1分将棋の秒読みに▲1五歩と打ったが△同香と取られ、あといくばくもなく投了となった。すぐに時刻を見る。21時43分である。, 報道陣が入室してくる。感想戦が始まったが見る余裕もない。棋譜を何通も作成しなければならないからだ。「連盟なら複写機があって簡単なんだけど」と思っている暇はない。, 観戦記用、対局者用と結局10通程作成したという。それでも棋譜を書きながら感想戦は耳に入ってくる。またそれを理解できるというのだからすごいものだ。感想戦が終わり、みんな対局室から引き揚げていく。, 「これでようやく務めを果たしたなと思ったら、急に疲れてきました。風呂に入ってホッとしましたね」という。, 風呂から上がり打ち上げの席へ。ちょっとばかりビールを飲んで部屋へ引き揚げたらバタンキューと寝てしまったそうだ。, 次の日は朝8時に目覚める。食事をしてから昨日の分までコーヒーを飲む。と新聞社の人が「誰か俺の布団で寝てやがんの」と赤い目をこすっている。A出版をアルバイトのMさんらしい。という珍騒動もあったそうだ。, 10時に一人でホテルを出る。棋譜を持って連盟へ。普通ならば帰りも一緒の行動になるのだが北島君はちょっと用事があった。, 12時頃連盟に着く。時計や絹布を返し、棋譜を手合に渡す。そして4階へ。盤、駒、座布団、灰皿を設営し対局者を待つ。, 「それでは時間になりましたので内田さんの先手でお願いします」とストップウォッチをカチッと押す。ごくろう様。, 棋譜はタブレット入力になったけれども、記録係の仕事のそれ以外の部分は当時も今も変わらないと思う。, ただ、環境的に当時と最も異なるのが、ニコ生とAbemaTVでタイトル戦の中継が対局開始から感想戦までの間行われていること。, モチベーションが上る反面、ずっと見られているわけなので、もしかすると以前よりも疲れるかもしれない。, 進む。ここで森安八段の残り時間が30分となる。「森安先生、残り30分になりました」と告げる。中原棋聖は少考を繰り返す。△4三, 森安八段が次の手に1分使ったところで残り10分となった。残りが10分になったときは「森安先生、残り10分になりました。何分から秒を読みましょうか?」と尋ねることになっている。対局者によってまちまちだが、だ, 次の一手には残り1分まで使う。「30秒…40秒…50秒、1、2、3、4、5………」と1分将棋の秒読みに▲1五歩と打ったが△同香, 「棋士野球部・キングスには、どんな棋士が参加していますか?また、実力はどのくらいですか?」, 「三番勝負の初戦を落として後のない先崎は、いささかハデな格好で対局場に現れた。『ジャンボ尾崎が着てるような感じの柄のシャツですよ』と聞いて、おおっ、と思う」. 「家ではパパと呼んでますね。うふふ、恥ずかしいじゃない」  テレビやネットの将棋番組には、解説をするプロ棋士がいます。分かりやすい... 武田タケ twitter https://twitter.com/takedatake, 割れたスマホを淡々とアップするブログ https://wareta.takeda.site/, ビッグデータで見えた!日本人のリアル https://bigdata.takeda.site/, 彼氏彼女に言われた悲しいセリフ https://koikana.takeda.site/, ネット界★スーパークリエイター列伝(翔泳社) 「アルパカレー」をつくりたい(pouch), 昭和30年代に書かれた『考えるヒント』で現在のコンピューター将棋と人間の関係が予言されていた. 田中「得意戦法... 昭和30年代、僕が生まれる前にずっと書かれた本なのに、現在の将棋界、とくにコンピューター将棋と人間の関係について、ズバリ予言しているのだ. 例外を除いてプロ棋士は記録係を行いません。藤井四段は奨励会に在籍していた期間が短かったので記録係をする機会がなかったのではないでしょうか。 羽生三冠も短期間でプロになったので記録係を1回しかしたことがないという話を聞いたことがあります。 近代将棋1983年9月号、八尋ひろしさんの「駒と青春 記録係」より。記録係の決まるまで プロの対局、年間千数百局に上る公式棋戦には必ず記録係が1名つく。 この記録係、一局の将棋の始まりから終わりまでを観ることのできる、我々にとっては羨やま 伝説の名勝負』NHK出版、p.160での, 羽生善治九段VS郷田真隆九段 優勝を手にするのは? NHK杯将棋トーナメント決勝戦, 第60回NHK杯テレビ将棋トーナメント決勝戦放送時間のお知らせ(日本将棋連盟・2011年3月24日), 「第60回NHK杯将棋トーナメント」「将棋講座」再放送のお知らせ(日本将棋連盟・2011年4月1日), https://mainichi.jp/articles/20180715/k00/00e/040/233000c, https://mainichi.jp/articles/20170818/k00/00m/040/076000c, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=NHK杯テレビ将棋トーナメント&oldid=80377494, 村山、これが人生最後の出場。最終盤で錯覚して逆転負け。村山は局後に「優勝したはずだったんですが・・・」とこぼした。, 勝勢にあった加藤が指した悪手▲8八金を見て、大山が電光石火のアクションで△同角成。, 第57回(2007年度)の女流予選は、大会史上初めて女流4タイトルを分け合う4名によるトーナメント戦となった。この模様は女流棋士出場者決定戦として2007年, 第59回の2009年7月26日と8月2日放送分は、収録される対局に矢内理絵子が出場する分が含まれていたため、代役として千葉涼子が司会を務めた。, 2014年5月18日・25日放送分は清水が女流王位決定戦に、2015年3月1日・8日放送分は女流名人戦五番勝負に出場するため、代役として矢内が司会を務めた。, テレビスタジオのライトの熱により、駒に塗られたワックスが時間とともに溶けてしまい、盤に貼り付いてしまうという、テレビ棋戦ならではのトラブルも発生した。それに遭遇した, 第42回(1992年度)の年度途中で大山康晴十五世名人が死去し、2回戦で大山との対戦予定が組まれていた, 第68回(2018年度)では、40歳代にして本戦初出場を決めた2人がいずれも本戦1回戦勝利以上の活躍を見せた。, 第36回(1986年度)準決勝・第2局(1987年3月15日放送)、淡路仁茂八段と森雞二九段の対戦。解説者は晩年の, 第60回(2010年度)では、前回ベスト4によってシードされた棋士がまたも準決勝に進出し、2年連続で全く同じ顔ぶれとなった(羽生善治・渡辺明・丸山忠久・糸谷哲郎)。さらに、決勝戦も2年連続で同一カードとなった(羽生対糸谷)。この様な例は史上初。, 第61回(2011年度)の1回戦第10局、佐藤康光九段対永瀬拓矢四段の対局は、NHK杯戦史上初, 第66回(2016年度)以降は再び、羽生世代の棋士が少なくとも1人勝ち残る状態が続いている。第66回(2016年度)では佐藤康光九段が優勝し、第67回(2017年度)では郷田真隆九段が準決勝まで勝ち残った(同年度優勝の山崎隆之に敗れた)。, 第67回(2017年度)の1回戦第16局(2017年7月16日放送)、山崎隆之八段対, 2回戦第5局(2017年9月3日放送)は、対戦相手が十八世名人資格者の森内俊之九段ということで、前述の1回戦放送直後より視聴者からNHKへ放送予定の問い合わせが数多く寄せられ、2008年3月放送の決勝戦(佐藤康光二冠対鈴木大介八段). Add me to your @nifty RSS Reader. 対局中、ひたすら正座して将棋の指してを書き続ける「記録係」。タイトル戦などでは、朝から晩までトイレも行けず正座していることもある、ハードなお仕事。そんな「記録係」を見てふと思う、「記録係」の給料はいくらなのか? そんな疑問の答えが、マ 第10回(3月15日発売号)のテーマは、C級1組順位戦での藤井聡太七段の戦い。 このブログをマイリストに追加. RSSを表示する ← 前の記事. 将棋nhk杯の司会は誰?飯野愛棋士はかわいい! 日曜の朝のひとときといえば将棋好きな人からいえばおなじみの nhk杯将棋トーナメントです。 交代ですが、記録係にえっ?とってもかわいい子がちょこんと 座っていますね。 現在交代で司会されている方は、 NHK杯テレビ将棋トーナメント(エヌエイチケイはいテレビしょうぎトーナメント)は日本放送協会(NHK)が主催する将棋の棋戦であり、NHK Eテレで放送されているテレビ番組である。創設当初から第42回(1992年度)までは「NHK杯争奪 将棋トーナメント」と称されていた。, 対局者双方の持ち時間が少ない早指し戦であり、トーナメント方式で争われる。創設は1951年で、当時はラジオ番組(『室内遊戯の時間』)であった。テレビ放送は第12回(1962年度)から行われている。, 優勝者には「NHK杯選手権者」(あるいは略して「NHK杯」)の称号が贈られ、次期の優勝者にその称号が贈られるまで主にNHKの将棋番組内や将棋講座テキスト(NHK出版)誌上で呼称される[注釈 1]。, 予選と本戦からなり、本戦には棋士49名と女流棋士1名の計50名が出場する。本戦の対局はNHKのテレビスタジオで収録され、その模様が毎年4月から翌年3月にかけて毎週1局ずつ放送される。, 第1回(1951年度)から第30回(1980年度)までは上位棋士選抜棋戦であり、第1回(1951年度)の参加者は8名、第16回(1966年度)から16名に増え、第27回(1977年度)から26名に増えた。, 抽選時(前年12月末時点)において下記の条件を満たす者(32名)は予選が免除され、本戦シードとなる。またそのうち14名は本戦2回戦シードとなる。シード順は以下の通り(2020年度現在)。, 1回戦から登場のシード17名と女流棋士1名は、予選通過者18名とそれぞれ対局する。また、2回戦から登場のシード14名は基本的に1~3の者が該当する。なお、シード権保持者の人数によっては調整により、時に順位戦A級棋士の一部が1回戦からの参加になったり、あるいは永世称号棋士・B級1組棋士の一部が2回戦からの参加になったりする。, 持ち時間は各10分(対局時計使用)で、それを使い切ると1手30秒未満となる。ただし、秒読みに入ってから1分単位で合計10回の「考慮時間」をそれぞれ使用できる[注釈 8]。, 千日手となった場合は、他の棋戦と同様、先後を入れ替えての指し直しとなる。指し直し局は千日手局での持ち時間と考慮時間が引き継がれる。ただし、残りが考慮時間4回以下であった対局者の考慮時間は5回とされる[注釈 9]。持将棋となった場合も、千日手と同様に指し直しで決着を付ける。, 本戦シード以外の棋士は東西の将棋会館でトーナメント方式の予選を行い、勝ち残った18名(関東12名、関西6名[注釈 10])が本戦に出場する。予選は持ち時間各20分・切れると一手30秒の早指し戦を1日3局(棋士によっては2局)行なう。, 本戦に出場する女流棋士1名は、前年12月末時点の女流タイトル保持者で行う、出場女流棋士決定戦(NHK杯のうち、これのみ非公式戦)の勝者である。出場女流棋士決定戦の決勝・準決勝などは本戦と同じ対局場で行われ、毎期のNHK杯決勝戦が放映された後の3月下旬に、NHK杯と将棋フォーカスの時間枠(日曜日の10時 - 12時)で放映される[注釈 11]。, 通算10回優勝すると名誉NHK杯選手権者(名誉NHK杯)の称号が贈られる(タイトル戦の永世称号や名誉称号に類似するが、「原則引退後に名乗る」ものではなく、そのまま名乗ることができる)。第68回(2018年度)までにこの称号を得たのは羽生善治のみである[注釈 14]。ただし羽生が第68回途中で竜王を失冠し無冠となった際は、以降の放送分では「名誉NHK杯」ではなく他棋戦と同様段位(九段)で呼称された。なお、囲碁のNHK杯戦では通算11回優勝の坂田栄男(故人)が名誉NHK杯の称号を保持している。, なお、当棋戦では「永世」ではなく、囲碁トーナメントの称号と同じく「名誉」を冠している[注釈 15]。, 名誉NHK杯の棋士は、ベスト4・タイトル保持者・順位戦在籍クラスによる本戦シードがない場合でも、永世称号呼称者と同等の扱いで本戦シード権を有し、現役を引退するまで予選参加が免除される[注釈 16]。, 称号・段位は当時のもの。かっこ内数字は、その時点での通算優勝回数。(なお、第67回・以降は、回表示の数字をクリックにて単独回の項へ可。), 第53回(2003年度)で中井広恵女流三冠が畠山鎮六段を破り、女流棋士として初めてNHK杯での白星を挙げた。中井はさらに2回戦で順位戦A級在籍中であった青野照市九段に勝利した(3回戦で中原誠永世十段に敗れた)。中井は翌54回(2004年度)にも出場し、1回戦で佐藤秀司六段に勝利した(2回戦で佐藤康光棋聖に敗れた)。, 中井が2年連続でNHK杯で白星を挙げたものの、その後はNHK杯で勝利する女流棋士は久しく現れなかった。しかし、第68回(2018年)で加藤桃子女王が及川拓馬六段に勝利し、女流棋士[注釈 17]として14年ぶりとなるNHK杯での白星を挙げた。続く第69回(2019年度)では、9年ぶりに出場した里見香奈女流五冠が高崎一生六段に勝利し、2年連続で女流棋士としてのNHK杯での白星を挙げた。, 本戦に出場する女流棋士1名は「出場女流棋士決定戦」の勝者である[注釈 18]。出場女流棋士決定戦はNHK杯の予選に含まれず[注釈 19]、非公式戦である。, 第50回(2000年度)に女流棋士6名により行われたのが最初である。勝ち上がった清水市代女流三冠と中井広恵女流五段の2名が本戦に出場し、1回戦で清水と中井が対局した。この対局の勝敗は、両対局者が女流棋士であったにも関わらず、日本将棋連盟公式サイトの「女流棋士公式戦(「男性棋戦」)通算成績一覧」に「2000/5/22 NHK杯 中井○−●清水」として掲載されている[5][注釈 20]。, 第55回(2005年度)からは原則として毎年行われている[注釈 21]。参加資格は女流棋界の状況により変動する。参加者が3名以上の場合はトーナメント戦となる。第67回(2017年度)からは、タイトルを保持する女性奨励会員も参加している。, ※ 第60回(2010年度)は、記念大会として本戦に出場する女流棋士が2名に増員された。, 2012年4月以降は、NHK Eテレで毎週日曜日に、「将棋フォーカス」から引き続く10:30 - 12:00に放送している。, 2010年3月までは「将棋の時間」(日曜10:00 - 12:00)の第2部(10:20 - 12:00)として放送されていた[注釈 27]。2010年4月-2012年3月は「囲碁・将棋フォーカス」放送に伴い、「将棋講座」(10:00 - 10:15)から引き続く10:15 - 11:45に放送されていた。高校野球の開催時期には放送時間が変更になることがある。, 原則として事前収録の録画放送である(極稀であるが生放送の事例あり。#エピソード参照)。収録は、東京都渋谷区のNHK放送センターで原則として隔週月曜の午前と午後に各1局ずつ行われ、収録の約1ヶ月後に放映される。対局は畳の敷かれた和室を模したスタジオセットの対局場で行われ、その隅に解説者と聞き手が進行と解説を行う10畳ほどの小部屋がある。小部屋から対局者までの距離は約20メートルあり、小部屋の扉を閉めれば通常の声の大きさなら解説の声は聞こえない[6]。, 対局者は座布団に正座で対局に臨む(椅子に着席して対局するNHK杯テレビ囲碁トーナメントとは異なる)。この対局場には上座と下座の区別がなく、将棋盤を挟んで画面向かって左側に先手、右側に後手が着座する[注釈 28]。, ラジオ放送から始まったため、司会[注釈 29](女流棋士)、解説者(棋士)、記録係(通常は奨励会員の初段以上)のほか棋譜読み上げ(女流棋士)が加わる[注釈 30]。, 駒は、初代光匠作の彫埋駒、書体はテレビ画面でも見やすいように初代書(一字書)を使用している。彫埋駒を使っている理由は、テレビに駒が映った時に漆が光らないようにするためである。, 録画放送だが放送日以降にならないと、日本将棋連盟のホームページや「将棋世界」等に結果は掲載されない。棋譜はNHK出版のテキスト「将棋講座」に掲載される(概ね放送月の2ヶ月後に発行されるテキスト)。ただし連勝記録が関係する場合など、稀に放送日前に結果が報道されることもある[注釈 31]。, オープニング映像ではBGMとともに、前年度ベスト16進出者の静止画が流れ、最後に前年度NHK杯選手権者が初手を指すシーンで終わる。オープニング映像に続く司会者の挨拶で番組が始まる。司会者によってトーナメント表の勝ち上がりの状況が示されて[注釈 32]、その後に両対局者の紹介[注釈 33]と解説者の紹介が対局前に行われる。また、序盤の段階で両対局者のこれまでの対戦成績も紹介される[注釈 34]。, 入玉、千日手、その他の事情などで指し直し等長時間の将棋になった場合、途中を省略して手順のみを放送することがある。また、短時間で終わって放送時間が余りすぎた場合は過去の名勝負や棋界情報などを紹介する臨時番組(将棋の時間 を参照)が放送されることがあった。一般的には感想戦を放送して丁度良い程度に時間が余ることが多い。, 第60回からは1回戦から毎回、対局者へのインタビューが放送されている。司会者(聞き手)による対局者一人ずつのインタビューであり、内容は、対局相手の印象、対局に当たっての抱負などである。放送映像では対局者のみが映り、聞き手は声のみである。なお、第65回では、3回戦以降インタビューは行われていない。, 第67回からは大盤での解説の際に、対局室の様子と実際の盤面の様子がそれぞれワイプで表示される場合がある。また終局時に勝利棋士に対して表示されたテロップに、要した手数が表示されるようになった。, 第68回からは対局時の消費時間がおよそ20~30秒を超えている場面で上方から盤面を映し出す際に、☗黒駒の中に「手番」の表示(後手番では☖白駒で上下反転)をするようになった。, 第70回(2020年)から、字幕放送を実施する。字幕の色分けは司会者(聞き手)が黄色、解説者が水色、棋譜読み上げ係が緑色、記録係や対局者は白で表示される。, 決勝戦の放送は毎年3月下旬になるが、気象業務法及び災害対策基本法の規定により、災害報道が優先される為、災害発生時は放送が中止され、後日に振り替えられる。, 対局の勝負結果と棋譜については、放送翌日頃に公式サイトにて公開している。また、2020年4月より配信サービスを開始したNHKプラスでは、当番組についても地上波との同時配信と放送終了後のオンデマンド配信(見逃し番組配信)を行っている。なお、日本将棋連盟の棋譜中継アプリでは配信対象外となっている。, 第70回(2020年度)本戦は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行の影響により、改正・新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令された4月7日にNHKが「ニュースなどを除いて外部からの出演者を入れた収録や生放送を当面見合わせる」と発表した為、4月26日放送の1回戦第4局松尾歩-出口若武戦を最後に収録が停止された。5月3日放送分は前年度の69回大会の決勝戦、5月10日放送分は70回大会の女流棋士出場者決定戦をアンコール放送した後、4週にわたりNHK杯戦アーカイブスと題して第38回大会での羽生善治(当時五段)と当時の名人経験者4人(大山康晴、加藤一二三、谷川浩司、中原誠)との対局を再放送した[11]。この間は放送終了時間を11:54に繰り上げており、11:54 - 12:00は「新型コロナウイルス 医師が伝えたいこと」の放送に充てられた。6月7日の放送終了前の画面と12日に更新された公式サイトにて14日よりの放送再開が告知され、6月14日放送の谷川浩司-中村太地戦からトーナメント再開となった。, トーナメント再開ととも感染対策としてセットを一新し、囲碁と同様に椅子に座っての対局になった他、対局者の前にアクリル板が設置され、従来は対局場にいた棋譜読み上げと記録係のうち、棋譜読み上げ担当は別室で行うようになった(対局開始の挨拶時のみ登場し、開始後はテレビ画面に登場しない)。また、解説用の大盤は従来より大型化して、大盤の左側にいる司会と右側にいる解説者の距離が若干広がり、司会のサイドにはアクリル板が設置されたため、大盤の駒操作は解説者が単独で行うようになった。対局後に感想戦を行う場合は、大盤解説者のみが記録係の席に着席(記録係は退席)する形になり、司会者は挨拶時の棋譜読み上げ担当同様に対局席の斜め前に立つ形となった。, 現在、司会は毎週同じ女流棋士が務め、解説は毎週異なる棋士が担当している(主に順位戦B級2組以上在籍の棋士。ただし、若手棋士が本戦に初出場した場合はその師匠や兄弟子が、準決勝・決勝戦では順位戦A級在籍の棋士や、永世称号者がこれを担当するケースが多い)。1991年に女流棋士が司会となってからは3年ごとに司会者が交代しているが、矢内理絵子は2009年から5年連続で担当した。逆に、清水市代は2014年と2015年の2年のみで交代した。, 決勝戦の放送では、冒頭で対局者へのインタビューなどが放送され、また、最後に表彰式が放送されるため番組構成が若干異なる。これらのコーナーについては司会進行役をNHKアナウンサーが務める。まず、番組の冒頭の部分では、対局室とは別のスタジオに決勝戦の対局者・解説者・聞き手が集まり、対局者に対しては今期のトーナメントで印象に残っている対局や決勝戦への意気込み、解説者や聞き手に対しては決勝戦の見所などについてインタビューがなされる。それに引き続いて、決勝戦では振り駒の様子やNHK杯将棋トーナメントの歴代優勝者など放送される。また、最後の部分では表彰式が放送され、優勝者に対してはNHK杯(優勝カップ)と賞状及び「NHK杯選手権者」の称号が贈られる(「NHK杯選手権者」の称号を贈ることは賞状に記されている)。また、準優勝者に対しては賞状が授与される。なお、第60回から第62回の決勝戦についてはNHKラジオ第1放送でのラジオ放送も行われ、NHKオンラインでも公開されている[13]。, 2010年12月25日に『NHK杯将棋トーナメント60周年記念 歴代優勝者が選ぶ名勝負十局』を放送。ゲストは羽生善治、矢内理絵子。司会は長野亮。, 将棋日本シリーズは棋戦のシステム上、出場者自体がタイトル保持者や順位戦B級1組以上になることがほとんどであるが、過去には1992年にC級2組在籍で王位のタイトルを獲得した, NHK杯戦への参加資格を持たない奨励会員は、優勝してもシード対象とならない(2013年度新人王戦優勝の, 成績優秀による選抜者の人数は、32名から他のシード者数を引いたものとなる。選抜者の決定は前年1月から12月における対局数、勝数、勝率の3部門の各順位を合計した総合ランキングによる。同順位の場合は、年度一覧の順位が優先される。, 第61回(2011年度)から現行の持ち時間。第44回(1994年度)から第60回(2010年度)まで各15分であったものが、各10分に短縮された。第36回(1986年度)から第43回(1993年度)までは、現在と同じ持ち時間であった。さらに過去には、予選と同じく持ち時間各20分、切れたら1手30秒未満(考慮時間なし)であった。その当時には決勝のみ各30分となることがあった。, 東西の出場枠数は各所属の予選参加人数に応じたものとなる。また、1枠が東西混合枠となる場合があり、混合枠では東西どちらかで先に対局を行い、勝ち残った1名が遠征して予選決勝を戦う。, 谷川の本戦初出場は26人選抜時代の第30回であり、それも含めると谷川の出場回数は41回となる。, 大山は第42回(1992年度)で2回戦シードされていたが、対局前に死去している。中原は第58回(2008年度)で2回戦シードされていたが、対局前に病気休場している。, 名誉NHK杯の認定証は、当番組ではなく、2012年4月8日に放送された『将棋フォーカス』初回放送で授与式が行われた。, NHK杯戦も含めた複数の棋戦でシード権が得られるタイトル戦の永世称号と異なり、名誉NHK杯の称号はNHK杯以外の棋戦でシード権などの特典はない。, 複数の女流棋士出場枠が設けられている男性棋戦では、理論上は、女流棋士が複数勝ち上がり、勝ち上がった女流棋士同士が対局することがありえるが、そのような事例はまだ存在しない。, 奨励会員の加藤と里見香奈(女流名人・女流王位・倉敷藤花・女流王将)が女流タイトルを独占し、出場資格を持つ女流棋士が一人もいなくなったため、連盟の推薦により加藤が出場。, 女流五冠(女流王座・女流名人・女流王位・女流王将・倉敷藤花)の里見香奈は出場辞退。, 記録係と棋譜読み上げはそれぞれ、年度ごとに担当する2名がおり、対局ごとにそのいずれかが務める。以前は棋譜読み上げを, トーナメント表に記載されている段位・タイトルは収録当時のもので、収録後に昇段・タイトル獲得・タイトル陥落があった場合は字幕でフォローされる。対局者・解説者・棋譜読み上げ・記録係がこれに該当する場合も、同様の措置がとられる。例として、第64回で記録係の1人であった, 奨励会入会時の段級位と時期(プロ編入試験合格者はその時期)、四段デビュー時期、現在の竜王戦・順位戦のランク(及び保持しているタイトルと竜王戦ランキング戦で優勝していればその事実、女流棋士枠で出場した場合は女流棋戦での実績)、トーナメントの勝ち上がり方(初戦の場合は、予選からの勝者は予選で対局した相手、本戦シード者はシードされた理由(抽選時順位戦B級1組在籍だったが、その後収録時点でB級2組に陥落した場合は「規定により」などと濁した形で紹介される))、NHK杯本戦の通算出場回数が紹介される。, 1994年度から長らく画面情報で紹介していたが、現在はNHK杯テレビ囲碁トーナメント同様口頭のみで紹介している。, 対局は1979年12月23日に放送されたが、映像が残っていなかったため、対局の当事者である加藤が自戦を解説しつつ述懐した。, 佐藤姓の出場者は3人のみであり、3人とも準決勝まで進出した。もう1人の進出者は橋本崇載八段。, 中学在学中にプロデビューした棋士のうち、加藤一二三と谷川浩司はデビュー当時のNHK杯戦のシステム上、新四段での出場は不可能だった。羽生善治はデビュー翌年となる第36回(1986年度)で中学在学中に予選を勝ち抜いて本戦出場を果たした。1回戦の対, 『NHK杯 伝説の名勝負』 p.194 千日手などのアクシデントに備え、放送枠は3時間40分がとられた。, 『別冊NHK将棋講座 NHK杯将棋トーナメント60周年記念 もう一度見たい!

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